2016.03.06
2016年春のインド:その3
4日目は、パンツの担当だった方がやっと来てくれたので、
B品について説明をしました。
いろんなミスに本人も驚いていました。
とても恥ずかしく申し訳ないです、
と言ってくださってこちらが恐縮しました。
一人の責任ではないですし、
検品は第三者でないと気付けないことが多いです。
問題や失敗の一番の原因はヒューマンエラー。
関わる人が多いだけに、人から人へ仕事が流れるうちに
大事な情報が抜け落ちていくよう。
そして多くの人が付属してある仕様書を読んでない様子。
いろんな指示も全く伝わっていません。。。
失敗を防ぐには、説明して理解してもらうことが大切、
ですが、一度の説明では無理で、何度も説明するしかないです。
ほんの少しづつでも向上することをあきらめず、
何年かかってもその都度説明をする忍耐力こそが
ここで自立支援をする人たちのすごさのように思います。
今更ながら、はっとしました。
インドで、サドナと一緒にものづくりすることは、
完璧さを求めることではなく、収穫された果物のように、
今年のみかんは甘いかな、どんな味かな?みたいに、
その年ごとの出来上がりを味わうことに似ているのかもしれない。。。
そしてみなさまにも、その味わいを楽しんでいただけるなら
本当にありがたいことです。