秋の訪問:雑記
今回もとても充実した時間を過ごすことができました。
仕事としては、思った以上にすすめることができ、
積み上げてきた経験、お互いの理解が深まったと実感できました。
よかったよかった。
短いながら毎日通うことでわかる事情、
一日に何度も電気が止まり、その度に作業は一時停止、
ミシンはもちろん、PCもダウン。
メールチェックさえスムーズに出来ません。
といっても、基本生活のインフラ事情、経済事情も地方ぞれぞれ。
私の見るものはインドのほんの一場面でしかありません。
お祭りになるとお休みする方が多く(ちょうどナヴァラートリーがスタート)、
予定していた打ち合わせもいつのまにかなかったことに。
…お休みするなら先に言ってよ〜と思ったりしますが、
自分の語学力がなくて、もしかしたら聞き取れてなかったのかもな?
と思ったりもして、そんな日々にも慣れました。
インドではインドにあわせた脳が動くようになったのかもしれませんが、
驚くことは減ってきて、癒されることが多いです。
インドで制作していること、女性自立支援団体との協力作業、
フェアトレード商品であること、手しごとの服作り。。。
このような言葉に人はどのような印象を受けるのでしょうか?
どのようなストーリーが期待され、何を伝えたらいいのでしょうか?
お話会の企画をいただいても、何を伝えたらいいのかいつも悩みます。
見てきたことをそのままお伝えしたら、
なんだかがっかりされることもあれば(思っていたほど貧しいわけではないとか)
どこどこよりも苦労して制作しているわけではないのですね、と比較されたり…
人を引き付けるインパクトの強いストーリーが求められてるのだろうかと思ったり、、、
いやいや、そういうことではないですね。
大事なことは、商品が主役であるということ。
手にしてくださった方のもとで、女性達の手刺繍がきっと語り始めます。
だから私が語ることはないな〜と思うのですが、
サドナの活動を思うと…少し何か伝えた方がいいのかなとも思ったり。
私にできることはほんの少しですが、
ポジティブに一歩一歩すすんでいこうと思います。