2011.10.03

フェアトレードお話会@シサム工房本店

10月1日はシサムさんでフェアトレードのお話会がありました。

インドのラクノウの「カラティマク手工芸自助財団」代表ラリさんが、
詳しく説明をしてくれました。とても丁寧で勉強になりました。
ラリさんの活動はもちろん、シサムさんの丁寧な取り組みにも感心いたしました。
すごいです。

私も生産者のみなさん、商品との関わり合い方、
すこしづつでも、深めていけたらと思います。
ゆっくりですけど、できることをやっていきます。

私とフェアトレードとの関わり合い方について考えました。
フェアトレードは、生産者、消費者、地球も、持続可能なサイクルを目指す取り組みです。
大量生産、大量消費、南北の経済格差などを問題視し、それを解決しようとするものです。
フェアトレードを選択したときに、その一方にあるものをどう扱えばいいのか、
私はいつも考えてしまいます。

フェアトレードは、考え方だけにとらわれると「正しさ」が先行してしまいますが、
フォーカスをあてるところは、商品が生まれるまでの背景だったり、
たずさわる人びとの気持ちなんだな、と私の中であらためて感じました。
そして、シサムさんのすてきな商品は、たくさんの温かい気持ちと、
惜しみない労力で作られていました。
フェアトレードでも、そうでなくても、選んだものを大事に楽しもうと思います。

また、商品を理解してから買うだけでなく、
お買い物って、もっと直感的なところもあります。
そんなときは、できるだけ素直に、ピンっときた自分の感覚にまかせるのが楽しいです。
無意識に選択されたものは、すてきな出会いや縁を運んでくれることが多いです。

手にとってうれしくなる商品を作れたらいいなと思います。

Fairtrade Products from Udaipur, India
pagetop