インドのお菓子ラッドゥー
カラワでの昼食でいただいたラッドゥー。
毎回サドナやカラワに行くと、誰かからのおすそ分けの箱が回ってきたり、お昼ご飯でごちそうになったりする、一番なじみのあるお菓子ラッドゥー。インド映画「イングリッシュ・ビングリッシュ」でも終始登場する、黄色くて、まるくて、甘くて、おいしいお菓子です。私にとってはひとつ食べると元気になる、きび団子のような存在。(甘いので血糖値が上がるということなのでしょうが。)
材料には地域性があるでしょうし、お店と家庭でも違うでしょう。こちらの家庭でつくるラッドゥーは黄色くなくて、うすい茶色。粗糖をつかっていると思われ、甘さじんわり。滋味を感じます。
2月の訪問はシヴァラートリーの時期でもあり、サドナでラッドゥーづくりをしていました。これまで見たり食べたりしていたラッドゥーとはまた違った感じが新鮮で、なんだか懐かしいような感じもしましたのでレポートします。
ラッドゥーづくりのお手伝い開始。 灰の中からでてきた塊
手で持ってみたらとても熱い!
布で灰を拭き取る。
それを白いビニールのふくろにいれる
塊の入った袋を木の棒で何回も叩く。重労働。
すると細くなる。大きめの欠片はもう一度棒で叩く 。
一旦、仕事に戻ったため、そこからの作業はみていませんでした。
で、できあがったのがこんなに巨大なラッドゥー!! 直径10cmくらい!
きび団子ではなく、爆弾おにぎりのような迫力満点のラッドゥーでした。ところどころに荒めに残った塊があって、じゃりっとする感じもワイルド。そんなに甘すぎなかったのと、焦げたところの苦味もあったり、食べるたびにいろんな発見をしているうちに完食。作り方から完成まで初めて見るラッドゥーでした。帰りにお土産にとさらに3個いただいたのでその後が大変でした。。。おなかいっぱい。
家庭だと、ミキサーを使って細くしたりもう少し現代的。
ケイタリングのラッドゥー職人さん。
にぎにぎ。ラッドゥーは両手を使って同時に2個作るとのこと。難しい。
カラワのプーナムさんとカンチャンさん。こちらのラッドゥーはいつものサイズ。
サドナの女性たちがつくる大きなラッドゥー。洗練された小さなラッドゥーとはまた違った、お母ちゃんたちのラッドゥーという感じ。ほうばるとわんぱく小僧にでもなった気分で、元気いっぱい、おなかいっぱいになりました。