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笑顔、その裏側に

2017.03.05

滞在中は、職人のみなさんの笑顔に囲まれて、
みなさんに親切にしていただいて幸せでした。

温かな時間を過ごさせてもらって、楽しくて、
しかも自分のことで一生懸命で、
彼女たちが置かれている状況をすっかり見過ごしていました。

最後のチェックをしながら話していると、カラワの代表マドゥさんが
横で刺繍をしていた女性のこと教えてくれて、
「彼女は一方的に離婚され、その元夫はもう再婚しています。
でも彼女に再婚することを禁じていて、
もし再婚したら殺すと脅しているのです。」
という、信じがたい話し。

いつもかわいい笑顔の1歳児の子供を連れた女性については、
「彼女の旦那さんはアル中で24時間お酒を飲んでいます。
先日彼女が自宅であなたの商品に刺繍をしていたら、
酔って怒ってその商品を破いてしまった」
と、破かれたショールを見せてくれました。

001

今の今まで自分と何も変わらないように感じて普通に一緒に働いて、
今目の前でこんなに柔らかく笑ってくれている彼女たちに
そんな厳しい現実があると知って、
笑顔と現実の落差に、今更ながら愕然としました。

ラージャスタンは男性優位の社会が今も強いそうです。

女性が刺繍をしていることの意味が、本当に今更ながら、
これはすごいことなんだなと感じております。

自分の尊厳を勝ち取るために。
自分で働いて、自分で稼ぐ。その手段が刺繍、なみぬい。

愛おしくて、誇らしい。

最後に大切なことを教えてもらえてよかったです。

002空港に行くギリギリの時間まで。

わたしに何ができるのか、、、解決なんてわかりませんし、おこがましい。
わたしにはこれからもオーダーをしつづけることしか
できないのかもしれない。。。

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