about

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tankaはインド・ラジャスターン州ウダイプールにある女性自立支援団体「Sadhnaサドナ」、「kalavaカラワ」と協力して手刺繍製品を作っています。tankaは「なみぬい」という意味です。

布について

手紡ぎ手織りの布カディ、ウダイプール近郊アコラ村のブロックプリント、南インドのマンガルギリコットンなど、インドの手仕事や風土を生かした布を使用しています。暑い夏にぴったりで、風通しがよく、洗ってもすぐ乾く。着るほどに、洗うほどに、柔らかくなり肌になじみます。

服について

インドの布の風合い、協力団体のインドらしいデザインを大切にしながら、日本で着やすい服を作りたいと考えています。
また身体が喜ぶような、楽チンで、動きやすくて、締め付けのない服づくりを心がけています。

刺繍について

tankaの商品にはどれも「なみぬい」がほどこされています。すこし不揃いだったり、細かったり、大まかだったり。素朴で愛らしい手刺繍をお楽しみください。

女性自立支援団体 Sadhna サドナについて

サドナの始まり

1988年ラジャスターン州では日照りが続き、農業は大きな影響を受けました。貧苦のなか男性たちは出稼ぎに行きましたが、十分なお金を送ることができませんでした。村に残された女性たちは、家族を養うためにこの場所で収入を得ることを本当に必要としました。しかし、家庭や社会において不利な立場にあった女性たちには、そのような場所も機会もありませんでした。女性たちが働いて自ら収入を得る事ができるように、これを機に始まったのが”パッチワークプログラム”と呼ばれるサドナの支持母体NPO団体Seva Mandirのプロジェクトでした。刺繍は家事・育児をしながら、家にいながらできる仕事です。基本的な刺繍の技術、アップリケ、タンカ(=なみぬい)、パッチワークで製品をつくることを選び、その技術に磨きをかけて、女性たちの仕事が生まれました。
当初15人でスタートしたサドナですが、現在はウダイプールや周辺の村・部族、都会のスラム地域をあわせた約650人の職人がいます。サドナはフェアトレード団体として女性たちに仕事を与えるだけでなく、安心して働くことができるよう国の政策や機関と連携し社会保障に力をいれています。職人は生命保険、被用者保険に加入して、奨学金の支給、緊急融資、無料の眼検診、退職後の年金を得ることができます。

sadhna

サドナで働くこと

サドナが活動するこの地域では、「女性が働くこと」は今でも村の風習、部族の伝統、家庭の方針など様々な理由で簡単なことではありません。女性が仕事を始める上で大切なことは、その地域の人々にサドナの活動を理解してもらうことです。サドナは村の人々に「女性自立支援団体サドナ」の活動について理解してもらい信頼を得るよう努力します。そして「女性が働く意義」を村の男性たちだけでなく女性たちにも説明します。長く続いた慣習を変えることは簡単ではありません(時にはオフィスに旦那さんが乗り込んでくることもあります)。根気よく話し合っていくうちに、反対していた家族も「サドナだったら大丈夫」と安心して女性が働くことを了承してくれます。そうした理解があってのち、女性たちは刺繍のトレーニングに参加できます。3ヶ月間、基本的な刺繍の技術を学び、試験に合格した女性たちはようやく家で仕事を始めることができます。30年に渡る活動の中で、サドナに通勤して外で働くことができるようになった女性たちもたくさんいますが、多くの女性は今でも家で仕事をしています。

サドナが目指すもの

女性が自ら仕事をして収入を得ることは、家の人たちが女性を見直す機会となり、家庭内の立場を高め、発言したり参加する権利の獲得につながります。また女性自身が自尊心を取り戻していく手段となります。その自立への一歩は、家庭から村へと広がって、社会的・政治的にも女性が地位を得ることにつながっていきます。サドナはこれからも自信と誇りをもって女性たちの人生に目覚ましい変化を与えるチャレンジを続けます。

女性自立支援団体 kalava カラワについて

kalava

カラワは社会的に弱い立場にある女性たちの自立支援とともに、西洋化の波に押され急速に失われようとしているインドの伝統的な手仕事を今に繋いでいくため、その魅力を新たに提案しています。現在インドのフェアトレード認証を申請中です。

カラワの代表マドゥさんは女性自立支援団体サドナで長く勤めていました。女性の自立へのより細やかなサポートを目指して新たに団体を設立し、自宅を改装してミシンを2台と、アイロン台のある小さな工房を作りました。マドゥさんは目の届く範囲での小さな仕事づくりを心がけています。女性たちは家族のように助け合い、日々よりよい商品作りへの努力を続けています。

カラワでは、家庭内でさまざまな問題(貧困・夫からのハラスメントなど)を抱える女性たちが、自分の力で未来を切り開くために挑戦しています。小さな工房には家で刺繍をし終えた女性たちが商品を届けにやってきます。マドゥさんはその商品をチェックしながら指導し、またひとりひとりの現状を聞きアドバイスをします。不利な立場に置かれた女性たちに寄り添いながら、自らの権利を取り戻す勇気をあたえ、励まし続けています。

Fairtrade Products from India